Just Another Summer Day in バンコク、翡翠おたくのタイ放浪記


いつの間にかタイに居ついてしまった人間のバンコク放浪記
by ポヨさん
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
以前の記事
ライフログ
検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

大動脈弁閉鎖不全症の手術成功。牛の心臓弁を移植するなり。

手術は成功した。
病院はニューハートワタナベ国際病院。
心臓手術の分野では世界でもトップクラスのW先生と、
W先生が国立大学の教授だったときの准教授であった
ナンバー2のT先生が中心となって執刀していただいた。

手術は本体は3時間半ほどだったそうだが
手術の前後の準備や処置を含めて6時間半ほどかかり、
配偶者は随分つらい時間を過ごしたようだ。

この写真が手術中の写真だ。初公開の自分の心臓である。
配偶者が撮ってくれた。
まさか自分の心臓を見るとは思ってもみなかった。

a0238635_2018399.jpg


手術後は集中治療室で一晩過ごし、その後ICUと同じフロアーのこの部屋に移った。
a0238635_12533993.jpg


病名は大動脈弁閉鎖不全症。
手術はその悪くなった弁を付け替えるというものだった。

手術前ドクターから弁には3つのオプションがあると説明を受けた。
機械弁、牛の弁、豚の弁である。

機械弁は一生使えるのだが血液が凝固しやすくなるため
抗凝固薬のワーファリンを飲み続ける必要がある。
ワーファリンを飲んでいる間はその働きを阻害するビタミンKを多く含む納豆を
食べる事はできない。
趣味が納豆造りで納豆好きな自分にとっては納豆を一生食べる事が出来ないのは
つらい。
そこで機械弁はNG.

あとは生体弁のブタか牛ということになるが
根拠はないが何か牛のほうが格が上のような気もするし、
ブタより牛の方が長生きしそうで、ということは牛の弁の方が
長く使えそうな気もするので牛の弁にしてもらった。

これらは感覚的な問題だが、決定的だったのは牛の弁に自分の弁輪に
ぴったりなサイズのものがあったからだ。

牛の弁でも寿命があるのでいつかは再手術しなければならない。
しかし医学がどんどん発達しているので
再手術のときには新しいテクノロジーが確立していることに期待する。

手術後はドレインというものを9日間つけていた。
ドレインというのは
背中に1本、胸に1本のホースを通して体の中の出血した血を
吸い取るという役目と、体腔内に陰圧をかけて肺を膨らませる
という役目がある。

自分の場合は肺に穴があいてしまったのでドレインを9日間つけていたわけだ。
普通だと3日で抜けるから同じ頃手術をした人が体からホースが抜けて
すたすた歩いているのを見るとうらやましかった。

a0238635_20191433.jpg


ドレインが抜けて自由に歩けるようになり、外出許可をもらった時は
本当にうれしかった。

待ちに待った外出許可だ。
浜田山の駅まで配偶者と散歩して帰りに病院のすぐ近くにある神戸屋という
ベーカリーでコーヒーを楽しみつつケーキを食べた。
a0238635_20524980.jpg

久しぶりに外に出たという気持ちと、確実に回復してきたという感覚が重なり
至福の時間であった。

退院はそれからあっという間であった。

退院後はバンコクに帰る前に病院に通院する事も考え
念のため吉祥寺の井の頭公園のすぐ近くに
ウィークリーマンションを2週間借りることにした。

井の頭公園の入り口。このすぐちかくにマンションを借りた。

a0238635_20205392.jpg


毎日のように午前中リハビリとして井の頭公園を散歩した。

a0238635_2021384.jpg

入院中はこれが夢だったのだ。散歩するたびに自由に歩き回れる事への
感慨があった。ドリームカムトゥルーだ。
[PR]

by sheenatsilom | 2016-03-06 20:22
<< 柴又 探検。 東京の病院にいます。 >>