Just Another Summer Day in バンコク、翡翠おたくのタイ放浪記


いつの間にかタイに居ついてしまった人間のバンコク放浪記
by ポヨさん
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<   2016年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧


等々力渓谷探検。

心臓手術後、バンコクに帰る前、何回か通院するだろうし、
心臓が回復する前に飛行機に乗るのはこわいので
2週間ほど吉祥寺にウィークリーマンションを借りた。

井の頭公園のすぐ近くのマンションで
リハビリとして井の頭公園を散歩するのに至極
便利だと考えたからだ。

以前78キロあった体重は現在67−68キロ。
特に手術直後の3日間で4キロ痩せたのにはびっくりした。
手術の侵襲(体の負担のこと)で1日5000キロカロリーは
消費するが、手術直後はそんなに食べられない。
そこですごい勢いで体重が減るわけだ。

ジムに通い8年かかってやっと作った筋肉は
手術後の数日間で全く無くなってしまった。
鏡を見るたびに情けない思いをした。
今も筋肉は戻ってないがまあ見慣れたといえば見慣れたと
いっていいだろうかショックはだいぶ減った。
心臓が正常になったらまたジムで筋肉造りを始めるつもりだ。
いつになるかわからないが。。。

そんな体力だったから退院の日は駅の階段を上るのも
やっとという状態だった。

毎日のように井の頭公園を散歩しているうち少しずつ体力も
戻ってきたのでちょっと遠くに行ってみたくなった。

前回は暇に任せて東京内で普段なら絶対に行かないところに
行ってみたので今回は一番行ってみたいところに
行ってみる事にした。

グーグルアースを見ながら東京のなかで
自分は何処に一番行きたいのだろうかと
考えたときにふと目に止まったのが渓谷という文字だ。

東京の市街地のなかに渓谷があるのかと不思議に思った。
等々力渓谷というところだ。
渓谷というと緑におおわれたV字谷の底に清流が流れている
というイメージがある。
そんなところが本当に東京の市街地にあるのだろうか。

地図を見ると不動の滝という滝もあるようだ。
不動の滝という名前から連想すると修験者が呪文を
唱えながら滝に打たれているといいうイメージだ。
そんなところが東京の住宅街にあるのだろうか。。。

興味津々で、思い立ったら吉日、東急大井町線という電車に
乗って行ってみた。
生まれて初めて乗る路線だ。

等々力駅を降りて看板に従って行くとゴルフ橋という
橋があった。

変わった名前だなと思い家に帰りネットでみてみると
昔この辺がゴルフ場だった頃の名残だそうだ。
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ゴルフ橋の脇の階段を降りてみると
下は一応V字様渓谷。

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足下には清流滔滔と言うわけではないが一応水は流れている。

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渓谷という名前はともかく都会の真ん中で
自然を感じるにはいい場所かもしれない。
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しばらく下流に向かって歩くと不動の滝があった。

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期待していた修験者はいなかった。

滝というには役不足な感が否めないが
昔はもっと水量が多かったのかもしれない。

世界遺産は無理かもしれないが世界最小の滝ということで
ギネス登録はできるかもしれない。

しばし渓谷の中を散策し、それなりの
自然のなかでそれなりの満足感を得る事はできた。

その後、近隣のまだ行った事のない街、
自由が丘に行ってみた。アパレル関係のショップが
多いという印象だった。
配偶者は服を買っていた。

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今にして思うと亀屋万年堂でナボナを買わなかったのが
非常に悔やまれる。

ナボナ。。。いったいどんなお菓子なのだろうか。。。
いつかは食べてみたいものだ。。。
 
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by sheenatsilom | 2016-03-28 22:17

柴又 探検。

心臓手術後、バンコクに帰る前、何回か通院するので2週間ほど吉祥寺に
ウィークリーマンションを借りた。

マンションは井の頭公園のすぐ近くにあり、リハビリとして
井の頭公園を散歩するのが日課となった。
だんだんと脚力も戻って来てちょっと遠出をしてみよう
という気になってきた。

リハビリが目的の東京滞在なので時間はたっぷりある。
こんな状況は滅多にないことなので普通だったら絶対に
行かないところにいってみようと思った。

グーグルアースを見ながら東京で最も自分に縁のないところは
どこかと考えた時にふと見つけた場所がある。
普段なら絶対に行かない場所だ。

それは柴又だ。
フーテンの寅さんの実家があるところである。
フーテンの寅さんは国民的映画であったから もちろん
知っているが劇場に見に行った事はない。
テレビでも見た事は無い。
随分前、飛行機の中で見た事はあるが
それなりに面白かったのだが酒を飲んでいた事もあり
途中でいつのまにか寝てしまった。

そんなわけで自分はフーテンの寅さんとは全く縁がない。

暇をもてあましているリハビリ期間中でもないと
絶対に行かないところのナンバーワンが柴又だ。
そこで鼻息荒く寅さんの故郷に行く事にした。

吉祥寺から電車を乗り継いで京成金町線に乗り
遠路はるばる柴又駅にたどり着いた。
柴又駅を降りてみると駅のロータリーに
寅さんの銅像が立っている。

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ふと、サンタモニカの海岸に立っている桜田淳子の銅像を
思い出した。(もちろん冗談だが。。。)

駅前から柴又帝釈天まで参道が続いていて古情緒豊かな商店街に
なっている。

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数分歩くと寅さんの実家のだんご屋さんがある。

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寅さんの実家の団子を食べた。
草餅に海苔がかかっていて美味しかった。
寅さんは子供の頃からこの団子を食べて育ったのだろう。

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さらに数分歩くと柴又帝釈天がある。
お賽銭を入れて心臓が良くなるようお祈りしてきた。

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帝釈天の裏手の方に歩いて行くと寅さん博物館がある。
中に入ると寅さんの実家のセットが再現されている。

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2階にある寅さんの部屋に続く階段も再現されている。

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友達?の印刷屋さん。

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寅さん博物館に何故か初期の京成金町線の復元された車両が展示されていた。
6人乗れば満席になる小さい車両だ。

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当時は人が押していたそうだ。

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京成電車ではなくて京成人車だったのだ。

柴又は絶対行かない場所と思っていたのだが
行ったらそれなりに楽しい小さな旅であった。
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by sheenatsilom | 2016-03-24 09:33

大動脈弁閉鎖不全症の手術成功。牛の心臓弁を移植するなり。

手術は成功した。
病院はニューハートワタナベ国際病院。
心臓手術の分野では世界でもトップクラスのW先生と、
W先生が国立大学の教授だったときの准教授であった
ナンバー2のT先生が中心となって執刀していただいた。

手術は本体は3時間半ほどだったそうだが
手術の前後の準備や処置を含めて6時間半ほどかかり、
配偶者は随分つらい時間を過ごしたようだ。

この写真が手術中の写真だ。初公開の自分の心臓である。
配偶者が撮ってくれた。
まさか自分の心臓を見るとは思ってもみなかった。

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手術後は集中治療室で一晩過ごし、その後ICUと同じフロアーのこの部屋に移った。
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病名は大動脈弁閉鎖不全症。
手術はその悪くなった弁を付け替えるというものだった。

手術前ドクターから弁には3つのオプションがあると説明を受けた。
機械弁、牛の弁、豚の弁である。

機械弁は一生使えるのだが血液が凝固しやすくなるため
抗凝固薬のワーファリンを飲み続ける必要がある。
ワーファリンを飲んでいる間はその働きを阻害するビタミンKを多く含む納豆を
食べる事はできない。
趣味が納豆造りで納豆好きな自分にとっては納豆を一生食べる事が出来ないのは
つらい。
そこで機械弁はNG.

あとは生体弁のブタか牛ということになるが
根拠はないが何か牛のほうが格が上のような気もするし、
ブタより牛の方が長生きしそうで、ということは牛の弁の方が
長く使えそうな気もするので牛の弁にしてもらった。

これらは感覚的な問題だが、決定的だったのは牛の弁に自分の弁輪に
ぴったりなサイズのものがあったからだ。

牛の弁でも寿命があるのでいつかは再手術しなければならない。
しかし医学がどんどん発達しているので
再手術のときには新しいテクノロジーが確立していることに期待する。

手術後はドレインというものを9日間つけていた。
ドレインというのは
背中に1本、胸に1本のホースを通して体の中の出血した血を
吸い取るという役目と、体腔内に陰圧をかけて肺を膨らませる
という役目がある。

自分の場合は肺に穴があいてしまったのでドレインを9日間つけていたわけだ。
普通だと3日で抜けるから同じ頃手術をした人が体からホースが抜けて
すたすた歩いているのを見るとうらやましかった。

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ドレインが抜けて自由に歩けるようになり、外出許可をもらった時は
本当にうれしかった。

待ちに待った外出許可だ。
浜田山の駅まで配偶者と散歩して帰りに病院のすぐ近くにある神戸屋という
ベーカリーでコーヒーを楽しみつつケーキを食べた。
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久しぶりに外に出たという気持ちと、確実に回復してきたという感覚が重なり
至福の時間であった。

退院はそれからあっという間であった。

退院後はバンコクに帰る前に病院に通院する事も考え
念のため吉祥寺の井の頭公園のすぐ近くに
ウィークリーマンションを2週間借りることにした。

井の頭公園の入り口。このすぐちかくにマンションを借りた。

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毎日のように午前中リハビリとして井の頭公園を散歩した。

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入院中はこれが夢だったのだ。散歩するたびに自由に歩き回れる事への
感慨があった。ドリームカムトゥルーだ。
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by sheenatsilom | 2016-03-06 20:22