Just Another Summer Day in バンコク、翡翠おたくのタイ放浪記


いつの間にかタイに居ついてしまった人間のバンコク放浪記
by ポヨさん
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さらば、吉祥寺よ、そしてハロー、バンコク。

心臓手術後、リハビリの為しばらく住んだ吉祥寺を
離れる日がいよいよ来た。
心臓手術という緊急事態のためとはいえ
人生の中で吉祥寺に滞在する事があるとは夢にも思わなかった。

思えばこの手術後の短い滞在期間中にもいろいろなことがあった。
心臓手術という未知の体験であったから予期せぬ体調の変化など 
病気の回復の途中で心配になることも多々あった。

退院した次の日6時間ほど歩いて熱が出た事もあった。
ドクターからは20分ほどの歩行にとどめておくように言われていたのだが
配偶者が同期会で不在だったのをいいことに血圧計やら体重計、その他
生活必需品をあれこれ買いに行って帰って来たのは
午後9時過ぎ、合計6時間以上も歩いていたことになる。
その疲れからか熱が出て帰って来た配偶者をひどく
心配させてしまった。
 
心臓手術後、目にキラキラ光る星が現れたり、
ギザギザの三角形が現れ視界をさえぎったり
未体験の不思議な現象が現れて不安になったものだった。

そのような不思議な現象は今でも続いているが。

人口心肺をつけた鼠蹊部にリンパ液が溜まりしこりができてしまい
命には別状ないものだが気になって仕方がない。

心臓がまだ安定していないせいか血圧がローラーコースターの
ように上がったり下がったり、脈拍が速くなったり遅くなったり、
その度に気をもんでいる。血圧や脈拍をコントロールする
薬を何種類も飲んでいるのだが。。。

日々の楽しみは季節の変化を感じながら井の頭公園を散歩したことだ。
退院したてのころ水がなかった井の頭公園の池も
現在では満々と水を湛えている。

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やはり水のない井の頭公園はスジャータを入れない
コーヒーのようなものである。
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退院して3日目には井の頭公園を突っ切り井の頭公園前駅に行き、

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そのまま歩き続けて三鷹台駅まで歩いた。
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往復で1時間ほどの旅であった。


吉祥寺ではいろいろ食べ歩いた。美味しくて安い店がたくさんあるので
迷ってしまう。
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マンションの近くにいせやという焼きとん屋さんがあって
いつか行こうと思っていたのだがいつも満席で
吉祥寺を離れる少し前テークアウトで食べた。
十何年かぶりに食べた焼きとん。さすがに美味しかった。
ここは昼間から皆ビールを飲んでいて
昼間からカフェでワインを飲んでいる
パリっ子みたいだ。雰囲気はずいぶん違うけれども。。。

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バンコクに帰る日、飛行機に乗って雨に煙る空港を眺めていると
とりとめのない回想が風のように記憶の中を駆け抜けてゆく。

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今回初めて卒業後、小学校に行ってみたのだが
そのことがきっかけとなり 記憶の奥底に
眠っていた思いがけない遠い日々の断片が甦ってきた。

その記憶のかけらのひとつがスポーツカー好きの変わった先生のことだ。

その先生には2つの趣味があって
ひとつはスポーツカー。
イタリアのフィアットという車の
オープンカーで学校に来ていた。

その先生の2つ目の趣味は節約。
いろいろな倹約方法を教えていただいたが
いちばん記憶に残っているのはトイレットペーパーの
ミシン目一枚(10cmx10cmくらい)でお尻を拭く方法。
10cmx10cmくらいのトイレットペーパーの真ん中に人差し指を突き刺し
人差し指できれいにお尻を拭いた後、トイレットペーパーを指をぬぐいながら
抜くのだそうだ。
 
それ以外にも 磨き終わった歯磨き粉をためておき再利用する方法や、
コップ半分くらいの水で歯を磨き、口をすすぎ、顔を洗い、
更に手も洗う方法などを授業で教えていただいた。

断っておくが自分は気持ち悪がり屋なのでその先生の
授業で習った倹約方法を実践したことはない。
いずれも目から鱗の方法だが、高尚この上ないこのブログの品が落ちるので
ここでは触れないでおこう。
いつかお話することもあるかもしれないが。。。

そんな昔の思い出に浸りながら機上の旅を終えバンコクに着くと
そこは太陽の光が痛いほどの常夏の別世界であった。

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これから心臓病を患った体に熱帯の国でどのような生活が待っているのだろうか。。。
再び、パラモーターで空を飛べる日がくるのだろうか。。。
仕事が出来なくなるのも困るがパラモーターが出来なくなるのは
もっと困る。
生きる甲斐が無くなって廃人のようになってしまうのは明らかだ。
早く回復して飛びたいものだ。
それを励みにしてリハビリに励む、
それしか人間として生き延びる道はないのだ。
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by sheenatsilom | 2016-04-22 18:41
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