Just Another Summer Day in バンコク、翡翠おたくのタイ放浪記


いつの間にかタイに居ついてしまった人間のバンコク放浪記
by ポヨさん
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
以前の記事
ライフログ
検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

翡翠を削る!!!

今日は店員のエムさんがお休みで、店長さんが日本から来た富豪の方に
オリエンタルホテルに呼び出されたので交代要員のラーさんがあわてて
お店に行きました。ラーさんがお昼を食べる1時間、交代要員のそのまた交代で
1時間の約束でSHEENの店番に行きました。店番するのははじめてです。

バンコクには珍しく朝から雨がしとしと降っていてなんだかとっても
静かな雰囲気です。
SHEENから見る外の景色もお昼だというのに人影がありません。
a0238635_20584346.jpg

いつもは近くのオフィスで働くサラリーマンやOLさん達で賑わう
シーロムビレッジのレストランも閑古鳥。
a0238635_21011.jpg

シーロム通りの屋台もとても暇そうです。
a0238635_2102584.jpg




こんな日はワークショップに一日こもってじっくりと翡翠を研磨するのが一番です。

まず、原石をダイアモンドのソーブレードで切っていきます。
翡翠原石が大きいのでぐるっと一周するように切っていきます。
もっと大きい原石の場合はビルマ国境の職人長のアモーさんにもっと大きなソーで
切ってもらいます。
a0238635_213579.jpg


翡翠をスライスにします。厚いと中が見えないし、薄すぎると大きい石がとれないので
厚さは重要です。品質によっても異なりますが、5~7ミリ位の厚さがベストでしょう。
高品質の翡翠の場合は厚く切ります。中が見やすいのと大きい石がとれる
可能性があるからです。
a0238635_2104671.jpg



ダイアモンドのドリルでここぞと思う所をくり抜いていきます。
a0238635_2135634.jpg



丸く切った翡翠をドップという金属の棒にシェラックでつけます。
a0238635_214567.jpg



つぎはシェイピングです。傷や色の悪い所を最初はモーターで、途中から
手でダイアモンドのホイールを回して削り落としていきます。
この段階が一番重要です。ここで宝石の質が、ひいては、値段が決まってしまう
といっても過言ではないでしょう。
ひすいだけではなく、ダイアモンドやルビーやサファイアなどの貴石の研磨工場
もこの段階は一番の熟練工の仕事です。
小規模の工場では大体オーナーがこの仕事をやります。
アートラインの場合もこの仕事は100パーセント自分がやります。
a0238635_219541.jpg



シェイプが決まったら次にいよいよ研磨です。ここまでで翡翠の品質や値段は
決まってしまいますがじつはここからのほうが時間はかかります。
まず、#1200のラップで研磨します。翡翠をくるくる回しながらみがいていきます。
a0238635_21102499.jpg



次に#3000のラップを使います。
a0238635_21111353.jpg


更に#8000~#12000のソフトラップで研磨。
普通はここでおしまいですがうちでは#50000まで上げていきます。
#12000と#50000の違いは肉眼はおろかルーペでもわかりません。
顕微鏡下でもやっと判別できるくらいです。
ですから、50000番まで上げるのはコマーシャル的には意味が無いのですが、
あとは気分の問題というか、ベストの研磨をしたという満足感のために
やっているのです。
a0238635_21113354.jpg



一丁あがりい!!
色はのっているのですが、フェザーが入っていて透明感は今一歩なので、相撲でいうと
十両クラスです。
a0238635_21444698.jpg

じつをいうと集中して翡翠の研磨をしていたので定期点検に出していた車を取りに
いくのを忘れました。運悪く明日は日曜日でディーラーは休み。
明日一日足が無い。どうしよう。。。
[PR]

by sheenatsilom | 2011-10-08 15:00 | 仕事
<< バンコクに降る銀色の雨 シルバ... ショップ検品とワットケークのお祭り >>